カイトさんのジャグリング講座 / プロセカのジャグリング要素#04

どうも、じゃぐたくです。

プロジェクトセカイというスマートフォン向け音楽ゲームをやっています。初音ミクさんなどのバーチャルシンガー6人、現実世界の20人によるストーリーと共に、ミクさん達の曲で音ゲーを楽しめます。

このストーリーなどの中に、いくつかジャグリングに関連する様子が描かれています。コレはジャグラー的に触れずにはいられない!ということで、記事にしていきたいと思います。今回はその4回目です。

前回の記事はこちら。

前回に続いてカイトのDJ講座にて

前回にも触れていますが、2021年4月30日から開催されたイベント「STRAY BAD DOG」のストーリーを全て読み終わると、エリア会話が追加されます。ストリートのセカイではカイト、リン、レンの3人で次のような会話が繰り広げられます。

KAITO:それじゃあ、カイトのDJ教室始めるよ〜。
今日はスクラッチとジャグリングの話をしようかな

リン:はーい、せんせー。スクラッチは、
キュッキュッてこするやつってわかるけど、ジャグリングって?

KAITO:それはもちろん、両手にボールやピンを持って、
空中にトスする——

レン:ちょっと、カイト。それは大道芸のほうでしょ

引用:プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク

前回はカイトの言い回しから、開発陣にジャグリングに詳しい人がいる説を推していきました。
今回は会話内容に触れることにし、本サイト内で扱っているジャグリングではなく「DJのジャグリング」について、カイトさんに代わってまとめてみようと思います。

そもそもDJとは

DJとはディスクジョッキーの略で、クラブDJやラジオDJなどDJにも色々種類があります。単に「DJ」という場合は、クラブなどの場所で音楽を繋いで次々と流す「クラブDJ」を指すことが多いかと思います。

参考:
DJ初心者の方の為の解説ページ【はじめの一歩】 -OTAIRECORD-
【DJの基礎】第1回「そもそも DJ は何をしているのか?」

DJの機材にはターンテーブルというものがあります(上の画像の人が左手で触ってる黒い円盤)。ターンテーブルを2台並べて出力をmixすることで音楽をノンストップで流し続けることができるようです。

以前はレコードをターンテーブルで再生していたようですが、最近ではPCDJというパソコンのソフトウェアを使用したスタイルが可能となっており、趣味としてDJを始める人がいるなどDJを始めるハードルも下がっているようです。

DJのジャグリング

DJ用語辞典というサイトのジャグリングの項目を見ると、以下のような説明がありました。

ジャグリングとは、基本的には2枚の同じレコードの同じ音を左右交互に再生してループさせること。
また、ループさせながらテンポを変えていく高度な技術もある。
たとえば2枚の同じレコードの同じ音を右、左と交互に再生して自分のテンポを作り、自分のビートを作るビートジャグリングなど、2枚使いのアレンジを総称してジャグリングと呼ぶ。
もともと大道芸人がボールやナイフなどを数個取っては投げて操る芸。

引用:DJ用語辞典|ジャグリング

こちらの説明によると、複数の物体を扱うという点が大道芸などで見られるジャグリングと共通しているようです。

参考にYouTubeで公開されていた動画を貼っておきます。

2枚のディスクを使って〜と書きましたが、実際にDJのジャグリングをしている様子を見てみると中央の機械についているツマミを左右に動かしているようで、レコード以外にも扱うものがあるようです。

このツマミはクロスフェーダー(横フェーダー)と呼ばれるもので、左右どちらのレコードの音を出力するかを切り替えることができます。右に動かせば右のレコードの音が、左に動かせば左のレコードの音が、中央にすれば左右両方の音が出るようになっています。

動画の方のように2枚のレコードとクロスフェーダーを同時に扱ってビートを刻む様子は、本当にジャグリングをしているかのような手捌きで、耳でも目でも楽しめるパフォーマンスに思いました。

おわりに

今回は本サイト内で扱っているジャグリングではなく「DJのジャグリング」について触れてみました。DJ未経験のため、もしかしたら間違った認識で記事を書いてしまっているかもしれませんので、もし間違いなどお気づきの方がいらっしゃったらお知らせいただけると嬉しいです。

ジャグリングというワードは意外と色んなところで使われるようです。もし他にもジャグリングという言葉が使われているのを見つけたら記事にするかもしれません。